タミフルは発症前後で服用できる

タミフルはインフルエンザ治療薬として有名ですが、感染後だけでなく予防にも使用することができます。タミフルを発症前に服用することで症状の悪化を防ぐという効果が期待できます。

発症前にタミフルを服用する利点とは

タミフルは一般的にインフルエンザ検査で陽性と判断された場合に処方されるものです。
服用することでインフルエンザの完治が早くなるために感染確認後に服用するのでも意味があるのですが、最近では陽性と診断される前から服用するパターンも出てきています。
一見すると診断されていない段階から服用しても意味はないように思えるでしょうが、これにはまず予防という意味があります。
タミフルは体内に侵入したインフルエンザウイルスが増殖するのを防ぐことで症状の増悪を防ぎ回復を早くする効果があるわけですが、タミフルを早い段階から飲んでおけばインフルエンザウイルスが体内に入ったとしても増殖させずに予防をしてくれるのです。
従って、誰かが感染した際に家族が予防的に服用するということで意味があるわけです。
またこの予防が間に合わなかったとしても、事前にタミフルを服用しておけば発症しても症状がかなり軽いものになります。
もちろん発症している以上は余計な感染拡大をさせないために外出を控えなくてはなりませんが、症状が軽くなれば日常生活における制限も少なく、早期の回復に専念することが可能になるでしょう。
ただこのタミフルの予防投与については原則として自己負担になり、保険が適用されるのはごく限られたケースであるということは要注意です。
保険が適用されるケースとしてはインフルエンザに感染・発症すると症状が重くなりやすい人、具体的には乳幼児や高齢者の場合です。
こうした人が家庭内にいる状態でインフルエンザ患者を帰宅させると結局感染者が増えて治療が必要になる可能性が高いですから、そうした状況にある場合は予防投与が認められることがあります。
判断については医療機関によって異なりますが、もしそうした状況にあるのならば医療機関側に打診してみてもよいでしょう。